13億7千万人の人口を有する「中華人民共和国」.
上記の物語のほか,漢字,紙…など,日本も多くの影響を受けていることを漠然と知っているのみ.
学長より,今回の参加についてのご推挙を頂き,本学の国際交流課の親切なサポートを受けつつ,日本訪中団の一員となりました.此の場をお借りして,御礼を申し上げます.ありがとうございます.
飛行機(羽田→北京,CA422便)を降りて…「風が強くて寒い!」が中国に関する最初の感想.
北京空港は大変広いのですが,入国検査&荷物受け取りなど,予想以上にスムーズでした.
中には入る時間はありませんでしたが,テレビなどでもよく見る「天安門広場」に案内してもらいました.
場所を移動して,ホテルにチェックイン後,これまでの交流の成果を拝聴しました.その際,「さくらサイエンスプラン」と名付けられている活動について,「桜の花は,満開から1週間で散ってしまうが,その美しさは心に残る.1週間の滞在で,みなさんに多くのことを学んでもらいたい」というメッセージが印象的でした.
午前は,中国科学技術部,外交部,農業部,環境保護部などの関係者による講演会.「英語」で講演されるのか…と思っていたら,同時通訳付きでした.ちょっと残念.
午後は,北京から上海(約1000km)を約4時間半を掛けて,移動.ずっと同じ体勢で,ちょっとシンドかった.
朝から,日本で購入した「SIM」でのネット接続ができず….メールがまったく見れなくなりました.
午前は,オムロン中国有限公司への訪問.5人の作業者での工程が6軸ロボット1台で済んでしまうのを目の当たりにしました.仕方がないかもしれませんが….
午後は,「xnode上海」への訪問.お金持ちになりたい!…ではなく,好きなことを精一杯やる.1回キリの人生ですからね.
午前は,「上海光源」への訪問.初めて,放射光利用施設内に入り,その「大きさ」を前にして,なんだか嬉しい気持ちに包まれる.人類の宝の1つ.
午後は,「復旦大学」への訪問.便利な機能を集積回路化するまでをゴールにしていることにパワーを感じる.教員は留学経験のある方ばかり.
午前は,「上海都市計画センター」への訪問.2400万人の人口の都市.飛行している映像(CG)が,ホントに身体が動いていると誤解してしまうほど,妙な体験.
午後は,「上海中心(上海タワー,632[m])」等の訪問.2008年11月29日に着工,2016年03月12日に完工した(とのこと).展望台は118階(約550[m]).高所恐怖症には,ちょっとツライ.
飛行機(上海→成田,CA919便)にて,無事に帰国.
全スケジュールにおいて,非常にスムーズな「交流会」でした.私自身に,まったくトラブルの発生もなく,このことは準備をして下さった方々のご尽力であり,此の場をお借りして御礼を申し上げます.ありがとうございました.
随所で,日本と中国との違いを目の当たりしました.以下,箇条書きにて.